Adminではないけれど [隠居生活編]

主に無職の身辺雑記、たまに若い頃の自慢話。

自宅勤務はつらい(その2)

自宅で食事する回数が増えると、必要な食材の量も増える.回数が4倍に増えたら買い物も4倍になる計算だ.日用雑貨品(特にティッシュやトイレットペーパー)の使用量も増える.実際には5倍以上だろう.

以前は、週に一度、土曜か日曜に買い物に行き、あれこれ買っておくとほぼ一週間分が賄えた.たまにちょっと何かが切れた時は、会社の帰りに駅前のスーパーに立ち寄ったりもしたが.

コロナ禍以降、当初は買い物の回数を減らしたいと思い、一度の買い物で極限まで買っていたが、冷凍庫・冷蔵庫に入りきらず傷ませてしまうことが何度かあり、大量購入にも限度があることを悟った.仕事はもちろん、映画や旅行などの遊興娯楽の外出も一切しておらず、外出するのは生活必需品の買い物だけ.これが唯一の気分転換であり、運動でもあるから、この回数は減らさない方がいいと考え直し、現在はこまめに買い物に行くようにしている.

ちなみに、片道10分のスーパーマーケットに買い物に行き、買うものを10分で決めたとすると(これはかなり急いだ場合)買い物が30分で済むかというと、そういうわけにはいかない.買うものを決めた後、レジに並ばなければならず、レジで決裁しなければならず、買ったものを袋詰めにしなければならない.混雑した時間帯だと、並んで順番が回ってくるだけでもそれなりに時間がかかるし、大量購入の場合はレジを通過するにも時間がかかる.その後の袋詰めも同様.

そして何より、帰宅後に、買ってきたものを片付けなければならない.食料品は、冷蔵庫に、冷凍庫に、あるいは棚の中に.日用雑貨品は洗面所に、風呂場に、あるいは自分の部屋に.

最後に、家計簿をつける.結局、買うものを決めて買い物かごに入れる、という作業を鬼のように短い時間で終わらせたとしても、トータルで1時間半くらいはかかってしまうのが買い物である.これが週に何度もあるのだ.

f:id:chd:20220125144543j:plain
Photo MixによるPixabayからの画像