Adminではないけれど [隠居生活編]

主に無職の身辺雑記、たまに若い頃の自慢話。

腕抜きを買った

腕抜きを購入した。野宗寅市商店、撥水性アームカバー.

料理をしたり、食器を洗ったりすると、水が撥ねる.水の量はかなりのものだから、袖がびしょぬれになる.水ならまだいいが油だとやっかいなことに.

だから、袖をまくりたいのだが、トレーナーならまだしも、セーターでそれをやると袖口が広がってしまう.何かいい方法はないかと考えていて、腕抜きの存在を思い出した.これは西澤保彦の「腕抜き探偵」のおかげ.

子どもの頃は、机に向かって事務仕事をする、というと、書類にペンで文字を書く、ということがほとんどで、長時間それをすると袖口がインクで汚れてしまう.そのため腕抜きをしている大人の人は少なくなかった.が、今はそうした処理はほとんどパソコンに取って代わられ、使う人はいない.

使う人がいないのだから、そんな商品はもうないかもとも思ったが、検索してみると、意外にたくさん種類があった.撥水性のものが多い.事務用に使う人はほとんどおらず、私のように、水仕事のために必要とする人が多いことの反映か.

5日に届き、さっそく使って使いやすさを確認.これは重宝すると思ったが、その後急に暖かくなり、シャツ一枚で過ごすことが増えた.シャツだけなら袖をまくればよく、腕抜きはいらない.もしかしたら次に使うのは来年の冬だろうか.