Adminではないけれど [隠居生活編]

主に無職の身辺雑記、たまに若い頃の自慢話。

島根訪問 (4)

島根訪問が決まったあと、旅行クーポンの配布が決定された.ホテルは楽天トラベルで予約.楽天トラベルは、予約完了した時点で費用が引き落とされる.数日後、クーポンが使えるがどうしますか? という案内メールが届いた.希望する場合は予約ページでチェックを入れれば自動的に申請され、申請が通れば約40%値引きされるとのこと.もちろんチェック.

数時間後、申請が通った連絡があった.宿泊の際にワクチンの接種記録または検査の陰性証明の提出が必要.ホテルで最終チェックを行ない、OKであればその分の費用を1~2ヵ月後に返金する、という説明だった.

実際には申請が通った時点で返金されていた.予約確認メールにはそのことが記載してあったが、そこまでは目を通しておらず、定価を支払った状態で、ホテルで最終確認されたら1~2ヵ月後に返金と思い込んでいた.

ホテルにて了解をいただいたあと、返金について確認したところ、既に差し引いた金額しか受け取っていないから、返金はないという.こちらは定価を払っているのでクーポン分を返金してもらわないと困る.が、話が噛み合わない.請求金額の明細を発行してもらい、その場は収める.楽天とカード会社に確認をと思い、メールを読み返してみたところ、上記の事情が判明.のちにカードの明細を確認.確かにいったんは定価が引き落とされているが、その数日後にクーポン分が返金されている.

ちなみに、この旅行クーポンは、単に宿泊費が40%値引きになるだけでなく、一泊につき一人3,000円の買い物券と、1,000円の食事券がついていた.買い物券は宿泊日の翌日までと有効期限は短い.旅行中に使えということ.ホテルの売店はもちろん、道の駅の売店など、島根県内のほとんどのお土産物屋が対応しているという.食事券は有効期限は数ヵ月あった.これも県内の多くの飲食店が対応しているとのこと.

食事券は昼食でさっそく消費.ランチは1,000~1,300円くらいのものなので、期間中の昼食はほとんど無料みたいなもの.ありがたみがあった.

買物券の方は、三人で三泊したから合計27,000円.ずいぶんな金額だが、お土産にほしいものがそうそうあるわけではない.ホテルの近くのコンビニも対応していることがわかり、ジュースやお菓子も少し購入したが、荷物になるものは買えない.

コロナ以前は宿泊を伴う出張には頻繁に行っていた.だから荷造りは馴れたもの.スーツケースの中には必要なものをあらかじめ入れてある.USB付きの電源タップ、歯ブラシ、歯磨き粉、髭剃り、ティッシュ、ビニール袋やレジ袋など.あとは着替えさえ入れれば出かけられる.

今回はノートPCを持参することにした.会社から支給されたノートPCは薄くて軽く、持ち歩くのに適していたが、自分のノートは大きくて重い.購入する時に持ち歩くことは想定していなかった.これに電源コードとアダプター.これも重い.これで小型のスーツケースはほぼ一杯になった.

日常使用しているバックパックはそこそこ容量がある.ここに普段使いのものを入れておけばいい.これが出かける時の荷物だが、今回大きな誤算だったのは、訪問した親戚からお土産を山ほど渡されたこと.その上義父は、一人暮らしてこんなにいらないから、お前たち全部持って帰れと、義父の分も受け取ることに.さらにホテルを出発する時に、ホテルからお米と日本酒をいただいた.これで新たに大きな手提げ袋ふたつ分.もう持てない.

買物券で買えるなら、ほしいものはそれなりにあった.実際、多少は買ったのだが、これ以上荷物になるものは避けたい、という制約下での選択をせざるを得なかったのはもったいなかった.