Adminではないけれど [隠居生活編]

主に無職の身辺雑記、たまに若い頃の自慢話。

「天空の贈り物」を見る

KAGAYAさんという写真家がいる*1.月や星をはじめとする素敵な天体写真をtwitterでまめに投稿しており、自分もフォローしている.

5月1日からそごう美術館で「天空の贈り物」と題し、写真展を行なうと知った.横浜ならさほど遠くはない.ぜひ行ってみよう、と思いつつも、種々の事情で時間が確保できず.そうこうしているうちに展示が終わる.これはぐずぐず言っている場合ではない.思い切って出かけて来た.

行ってよかった.写真だけなら、似たような作品をtwitterでも見られるのだが、一枚がとても大きくて、その迫力に圧倒された.写真に「生」というのも変だが、「生」に勝るものはないのだ.

いろいろ眺めていて思ったこと.ひとつ、「天空の贈り物」の意味が実感できた。これらはまさに「贈り物」だ.同時に、これを受け取れる人は、それが「贈り物」であることが分かる人だけなんだろう、ということも実感.自分はそれが分かる人でありたいと思った.

もうひとつ、作品は風景写真として見ても美しいものばかりだったが、自分は風景が好きなのではない、天体が、宇宙が好きなんだ、ということも改めて感じた.幼い頃、歩いても歩いても月が追いかけて来るのは何故か、不思議に思ったこと.夜空を眺めては、この月や星は実在するものなのか、実在するとしたら、そうすれば行くことができるのかと思いを馳せたこと.……

坪内逍遥祭に参加した時も感じたが、自分はこれまで、こうした催し物に参加するのは稀だった.行くには時間も確保しなければならない.お金もかかる.しかし、行って初めてわかることもある.そういうものをもっと大事にして行こう.


*1:「写真家」という枠には収まらない幅広い活動を展開している.Webサイトのプロフィールには次のようにある.「1968年、日本埼玉県生まれ。豊富な天文知識と卓越したアートセンスで、宇宙と神話の世界を描くアーティスト。プラネタリウム映像クリエーターとして手がけた「銀河鉄道の夜」は、国内をはじめ欧米・アジアなど累計100館を超えるプラネタリウムで上映され、観客動員数100万人突破し現在も動員記録を更新中。2011年、水樹奈々のコンサートにおいて東京ドームの天上に映像を投影する演出を手掛けた。2013年、オーチャードホールにて開催された冨田勲コンサートでは壁面に映像を投影する演出を担当。一方で写真家としても人気を博し、写真集『星月夜への招待』『天空讃歌』『悠久の宙』『星と海の楽園』『StarryNights』、フォトエッセイ集『一瞬の宇宙』、入門書『星空の楽しみかた』を刊行。星空写真は小学校理科の教科書にも採用される。写真を投稿発表するTwitterのフォロワーは89万人を超える」