10月9日、パ・リーグの全日程が終了した.一位はホークス、最下位はライオンズ.
チーム勝敗表
順位 | チーム名 | ゲーム差 | 監督 | 年数 |
1 | ホークス | - | 小久保 | 1 |
2 | ファイターズ | 13.5 | 新庄 | 3 |
3 | マリーンズ | 18.0 | 吉井 | 2 |
4 | ゴールデンイーグルス | 23.5 | 今江 | 1 |
5 | バファローズ | 28.0 | 中嶋 | 5 |
6 | ライオンズ | 42.0 | 松井➡渡辺 | 2 |
ホークスが巨大な戦力で他チームを圧し、独走で優勝を飾った.終わってみれば当然の結果に思えるが、では昨年まではなぜ優勝できなかったか.小久保裕紀は藤本博史にはない何かを持っているのだろう.ファイターズは2位に躍進.ホークスとは大差がついたが、実は両チームの対戦成績は12勝12敗1引き分けで五分.イーグルスは交流戦で優勝を飾り、前半戦は頑張っていたが、終盤力尽き、4位に.バファローズは、山本由伸だけでなく山崎福也に去られたのが痛かったか(山崎は昨年11勝5敗、今季ファイターズで10勝6敗).ライオンズは球団新記録を更新する歴史的大敗を喫した.二年目の松井稼頭央は5月27日で休養し、渡辺久信GMが戻ってきたが好転せず.弱いのは戦力が乏しいのに補強をしないためで、監督の首をすげ変えて済む問題ではなかろう.ライオンズのレジェンド松井に、シーズン中に休養に追い込むという恥をかかせたことには憤りを感じる.
春先の順位予想は大きく外れた.一番意外だったのはファイターズ.失礼ながら、新庄に監督の器があるとは思っていなかった.明るく、常に前向きな姿勢は、少なくともドラゴンズとは対照的だった.イーグルスに関して「今江監督の手腕は不明だが、オーナーがやる気なさそう」とライオンズに関して「球団がバックアップする姿勢が見られない.今年も苦労するだろう」は当たった.
退団を表明している監督は今江、中嶋、渡辺で、後任は三木肇、岸田護、西口文也.新庄はクライマックスシリーズの結果いかんで本人が「やめた」と言い出す可能性があると言われている.
個人タイトル(投手)
タイトル | 氏名 | チーム | 数字 | 獲得回数 |
最多勝利 | 有原航平 | ホークス | 14 | 2 |
最多勝利 | 伊藤大海 | ファイターズ | 14 | 1 |
最優秀防御率 | モイネロ | ホークス | 1.88 | 1 |
最多奪三振 | 今井達也 | ライオンズ | 187 | 1 |
勝率一位 | 伊藤大海 | ファイターズ | .737 | 1 |
最多セーブ | 則本昂大 | イーグルス | 32 | 1 |
最優秀中継ぎ | 河野竜生 | ファイターズ | 34 | 1 |