2026年4月5日、漫画家の東海林さだおが心不全のため逝去.88歳.本日ニュースが流れた.
昨年9月、和田誠が表紙を手掛けた最後の週刊文春を購入した時、ちょうど57年続いた「タンマ君」が最終回.いまだ連載を続けていたのかと驚いたのは記憶に新しい.今回さらに驚いたことに、週刊朝日で連載していた「あれも食いたい これも食いたい」は、週刊朝日休刊後は朝日新聞のWeb版で月二回の連載を続けていた.今年の1月10日が最新話.
高齢になっても作品を発表し続けている作家はいくらもいるが、どの作家も全盛期とは比ぶべくもなく画力が衰えているのが普通である.が、「タンマ君」にしても「あれも食いたい これも食いたい」にしても、いささかの衰えもない.これはすごいことだ.
締め切りに追われる生活は、心身に大変なストレスを与えるだろう.悠々自適に、という考えはなかったのだろうか.作品を発表する場があることが生き甲斐だったか.
1937年10月30日生まれで、つげ義春と同じ.先月、つげの逝去の際に次のように書いた.
ちばてつやより年上の漫画家でご存命の方といえば、わたなべまさこ(96歳)、針すなお(93歳)、牧美也子(90歳)、篠原とおる(89歳)、つのだじろう(88歳)、東海林さだお(88歳)といったあたり.
その東海林さだおもいなくなってしまった.
