半年前のニュースだが、一松信先生が100歳の誕生日を迎えられ、ご本人のコメントが発表されていた.
「数学セミナー」の2026年1月号に一松先生が出題している、と以前書いた.版元の日本評論社は、誕生日の3月6日にプレスリリースを更新し、一松先生のコメントを掲載.
「私は本年3月をもって満百才を迎えました。まだ一応元気です。実の所こんなに長生きするとは思ってもいませんでした。子供の頃は病弱であり、大病で死にかけたこともありました。二十才まで生きたら幸運だともいわれていました。それが気がついてみたら百才になっていましたという次第です。よく長生きのひけつ(?)を聞かれますが、特にこれという点に思い当たりません。強いていえば、煙草をのまなかったこと、規則正しい生活を続けたこと、夜に十分の睡眠をとったこと、などが結果的に長生きにつながったようです。しかし皆様には、各自百才まで生きる予定で生活基準をおたてになることをおすすめします。長短はあるにせよ、一回限りの人生を有益にすごしましょう。それが百才になった私の申したい一言です。」
周囲に90代の人は何人かいるが、こんな文章を書いたり、まして数学の作問をしたりできる(ほど手や頭が活性化している)人はいない.すごいことだ.
それから半年経つが、訃報はない.まだお元気でいらっしゃるようだ.
リンク
- 『数学セミナー』名物コーナー「エレガントな解答をもとむ」に99歳からの出題(2026-03-06、株式会社日本評論社のプレスリリース)




