Adminではないけれど [隠居生活編]

主に無職の身辺雑記、たまに若い頃の自慢話。

骨伝導式ワイヤレスイヤホンを購入

先週の土曜日、骨伝導式のイヤホン(cheero TouchBone CHE-628)を購入.

日々散歩していることは何度か書いた.昼間は景色を眺めたり、周囲の音を聞いたりするのが楽しいから、耳は開放している.人も多く、注意していないと危ない、ということもある.が、夜は暗くて何も見えない.すれ違う人もほとんどいない.遊歩道が中心で、自動車もバイクも走らない.こういう時は、もっぱら英語講座を聞くことにしている.

自宅で英語講座を聞いていると、聞き取れなかったり、わからない言葉が出てきた時に、ついテキストを見たり、辞書をひいたりしてしまう.すると、そういう作業をしている間の内容が抜けてしまうのだ.歩きながらだと、とにかく何の作業もできないので、耳に集中するしかない.わからないことがあっても、それは措いて、次の言葉、次の文章に耳を傾けることになる.こうした取り組みは、思ったよりはるかに効果があるように感じる.

一方、iPhone付属のイヤホンは、すぐに抜け落ちてしまう.これを耳に挿し直す作業を、何度もやらなければならない.また、使おうとポケットから取り出すと、コードが絡み合っていて、ほどくのに苦労する.そのため、いいイヤホンがあれば買おうと考えていた.

すぐに抜け落ちてしまうのは、形状のせいもあるが、有線であるがゆえにコードの重さがかかってくるのが大きな理由.無線ならこの問題は解決するのではないか.ヘッドセットのように挟み込む形であれば、なおよい.そういう基準で探していた.音楽を聴くつもりはなく、音質はさほどこだわらない.そうすると、Bluetoothイヤホンが3~4000円くらいでいろいろあることがわかった.これなら予算的にも問題なし.

しかし、店頭でいろいろ見ていた時に、骨伝導式を見て心が動いた.耳に挿す通常のイヤホンより、挿さずに済む方が耳には優しい.値段がぐっと上がるため、迷ったが、思い切って購入することにした.

Bluetooth製品はたまにうまく接続できないことがある.以前、どうしてもペアリングできずに諦めた製品があった.が、今回はノートラブルで接続.音質も、音量も、問題ない.歩きながら使ってみると、ワイヤレスの便利さを身に染みて感じる.何をするにもコードは邪魔なのだ.iPhoneの操作をしようとポケットから取り出すと、その振動で耳から落ちたりするし.

ひとつだけ誤算があった.耳は直接ふさがず、耳の少し上に位置するようにしているが、ここは眼鏡とマスク(の紐)も使う、激戦区.この三つをどのような形で配置すればしっくりくるか、今のところはうまく収めかねている.もう少し小競り合いが続きそうだ.