この4日間で「まずいな」と感じたのは、新型コロナの感染防止のタガが緩んでしまったこと.
この二年半、マスク着用・頻繁な手洗いは大前提で、仕事は自宅勤務、外出は食料品や日用品の買い物のみ.人に会わない、人込みに近寄らないという制約を課し、それをずっと守ってきた.
今回も、新幹線は先頭の座席を予約し、人と接する機会を極力減らそうとした.が、もともと人に会うために出かけたもの.自粛には限度がある.
初日の夜は親戚の人を招いてホテルで会食.なるべく人数を減らしてもらったが、それでも招待客3人.こちらと合わせて6人.こんな大人数で会食をするのは初めて.さいわいテーブルが大きく、向かいの人ともかなりの距離があって助かった.
その後も、親戚を訪ねれば茶菓子が出る、それを断わることはできない.親類の気安さか、マスクを外す人もいる.これも注意はできない.
外食もずっと避けてきたが、食事をしないわけにはいかない.店を選んだり、吟味したりする余裕はなく、適当に飛び込むしかない.混み合っていても、早めに食事を済まし、店を出るぐらいしか自衛の方法はない.
そういう日を過ごしたため、帰宅後もしばらくは、つい「そのくらいいいじゃないか」という気持ちになってしまう.
が、緩んだ日を過ごしたからこそ、また引き締めなければいけない.さいわい、帰宅後10日経つが、自分も家族も体調に変化はない.どうやら無事に旅行を終えられたようだ.