獲ると確信していたから意外ではないが、やはりニュースだ．
エンゼルスの大谷翔平がMLBア・リーグのMVPを受賞した．2021年に続き、二度目の受賞．二度の受賞は日本人選手では初．MVPの最多受賞はバリー・ボンズ（通算762本塁打）の4年連続を含む七度が断トツ．次は三度で、ジョー・ディマジオ、アレックス・ロドリゲス、マイク・トラウトなど10人．二度の受賞は大谷を含めて17人だが、「満票で二度」は大谷が史上初．
また、終盤の25試合を欠場しての受賞も史上初．これまではジム・パーマーの11試合（1976年）、マイク・トラウト（2019年）の19試合が最長だった．それだけ短い期間で圧倒的な成績を残したということ．ナ・リーグはブレーブスのロナルド・アクーニャが受賞．アクーニャは打率337（二位）、41本塁打（四位）、73盗塁（一位）の成績をあげ、やはり満票で選出された．アナ両リーグとも満票選出は史上初．
昨年、アーロン・ジャッジは62本塁打を打ちメジャー記録を更新．大谷を抑えてMVPを受賞した．よほどの記録を打ち立てない限り投打で二人分の働きをする大谷を凌駕することは難しく、これからも何度もMVPを受賞することになるだろう．来年は打者に専念だが、その分、これまでをはるかに上回る成績をあげるかも知れない．ボンズの七度はともかく、単独二位（四度以上）は間違いないところ．
両手で犬をかわいがる動画が公開されている．ギプスは取れ、普通に動かせるようだ．
