Adminではないけれど [隠居生活編]

主に無職の身辺雑記、たまに若い頃の自慢話。

ドジャース連敗

移動日(休養日)をはさみ、8日(日本時間9日)、サン・ディエゴでドジャースパドレスの試合が行なわれた.5-6でパドレスの勝利.ディビジョンシリーズは3勝勝ち抜け.これでパドレスが王手.

一回、ドジャースはベッツのソロホームランで先制.二日前、ベッツはレフトの深い所にあわやホームランという打球を打ち込んだが、左翼手プロファーがフェンスを超えて腕を伸ばし、これをつかみ取るスーパーキャッチでアウトにする、という一幕があった.今回も同じようにレフトに打ち、プロファーが手を伸ばしたがわずかに届かず、ホームランとなった(グラブではじいた、と説明されていたが、テレビで見ていた限りは届かなかったように見えた).

2回裏、パドレスドジャースのエラーを皮切りに一挙6点をあげる.大差が開いたと思ったが、3回、ノーアウト一塁で大谷がセンター前ヒット.ベッツもヒットで満塁.ワンアウト後、T・ヘルナンデスが満塁弾を放つ.これで一点差.大谷は1得点.

4回以降は両チームとも無得点.9回表も連続三振で試合終了.大谷は5回はセンターフライ、8回は見逃し三振.4打数1安打.

負けたのは残念だったが、8回裏、9回表の攻撃は面白かった.際どい球を選んで歩く、などということは誰も考えておらず、ボールでも積極的に振っている.日本では怒られるパターンだが、見ている立場ではこの方が面白い.

今季大谷が54本塁打、130打点と数字を伸ばせたのは、ほとんど敬遠されなかったからだ.次にもいい打者が控えているとか、敬遠したら走られるとか、いろいろ要因はあろうが、「歩かせてよしとするのではなく、勝負する」のがメジャー野球なのだろう.