本日の新規感染者は、東京が9人と、ついに一桁になった.10人を下回るのは、昨年5月31日以来、一年5ヵ月ぶりだそうだ.全国では86人.100人を切るのは、昨年6月27日以来、一年4ヵ月ぶり.前週の連日200人超えから、一気に下がった.前々週は連日300人超えだったから、先週も下がっていたのだが.重症者数も少しずつだが日々減っている.
市中に感染者が大勢いたであろうと推測される時期は、ワクチンを打とうがマスクをしようが、他人に近づいたら何が理由で感染するかわからない、と思うと怖かった.しかし、ここまで減ってくれば、かなり収まったと考えていいのではないか.
新コロナのいやらしいのは、感染しても必ず発症するとは限らないことだ。個人にとってはもちろん、感染しても発症しない方がありがたい.一方、社会全体としてみれば、そういう人が無自覚に周囲の人を感染させてしまう.
感染を避けるのは、自分のためだけでなく、社会的な責務である.そう思い、この一年半、我慢に我慢を重ねてきた.もちろん、継続できることは継続する.が、何をするのも不要不急の一言で禁止する考えは、もう見直してもいいのではないかと思う.