Adminではないけれど [隠居生活編]

主に無職の身辺雑記、たまに若い頃の自慢話。

新しい免許証の取得

運転免許証というのは、新規で取得または更新したら、三年後ないし五年後の「誕生日まで」有効なのだと思い込んでいた.誕生日の一ヵ月前から更新はできる.誕生日を一ヵ月過ぎても更新はできるが、免許は切れているため、その間は運転はできない.誕生日を一ヵ月以上過ぎると、更新はできないと.

実際は誕生日の翌月まで有効だ.免許証の有効期限は誕生日の一ヵ月後になっている.これまで免許証は何十回、何百回と見て来たが、全く気付かなかった.誕生日の一ヵ月前から更新はできる.その二ヵ月の間に更新を行なってくださいということ.これを過ぎると原則として失効する.入院などのやむを得ない事情があれば、救済措置はあるらしいが.

そんなことは知らなかった.が、どこを見てもそのように書いてある.自動車学校へ通って勉強した時に、こんな大事なことを間違って覚えたとは信じられない.そうだと思って過去の免許証を確認したところ、平成13年(2001年)以前に更新した免許証は「誕生日まで有効」になっていた.してみると、自分の記憶は間違っていなかった.その後、法改正があったのだ.

とまれ、今回の更新に際して「いつまでに更新の手続きを終えなければいけないか」を警察の人と確認して、少なくとも現在のルールを自分は知らなかったことに気付けたのは収穫だった.

さて、新しい免許証を受け取りに行く.手続き自体はごく簡単で、現在の免許証と書類を提出し、チェック後、新しい免許証を受け取るという次第.旧い免許証は返してもらえなかった.返してもらえないのですかと訊くと、お返しできませんという.やむを得ない事情があれば、別ですが.やむを得ない事情があります、と大きな声を出すと、旧い免許証に穴を開け、しぶしぶ渡してくれた(「やむを得ない事情」については訊かれなかった).

これまではいつも返してもらっていたのに、なぜ変更になってのですか、と尋ねると、変更にはなっていません、以前から原則としてお返ししていません、という.これまでは毎回返してもらっていました.では毎回「やむを得ない事情がある」と申し立てをされたのですね.いえ、そのようなことは何も言わずとも、黙って返却されました.それはおかしいですね.免許証の中には各種の情報がデータとして入ったままなので、盗まれたりすると悪用される怖れがあるのですよ.だから持ち歩いたりしないでください.

事情を聞けば、返却しない方が望ましいという考え方もわかる.でも、これまでそのようなことは言われたことがない.これまで更新はすべて免許センターで行なってきた.免許センターと警察署の考え方の違いだろうか.それとも担当者によるのか.

過去の免許証は保管することにしている.自分の顔もそうだが、いろいろと記録になると思うからだ.現に、有効期限が変わったのも、過去の免許証を見てわかった.残念ながら、若い頃は無頓着だった.手許にある最も古い免許証は1998年発行のもの.免許を取得してから15年が経っている.もっと若い時の免許証が残っていたら、面白かったのだが.

もうひとつ、私はいつも免許証は三年更新で、今回初めて五年更新になったと思い込んでいた.が、これも確認すると大半の有効期限が五年だった.ほっとした.そこまで違反はしていなかった.ゴールド免許になったのは、今回が初.ゴールドが継続できるように心がけよう.

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