Adminではないけれど [隠居生活編]

主に無職の身辺雑記、たまに若い頃の自慢話。

待ち合わせ

病院の予約は13時半.5分前には着きたい.家からは自動車で30分.道路がよほど混まない限りは.

昼食の支度をしたり後片付けをしたりする時間の余裕はない.家を出て目的地の方向に少し行ったところにラーメン屋があるから、そこで昼食を取ろう.

12時半には家を出るつもりだったが、慌ただしく準備をしていたら10分遅れた.12時40分に家を出、12時45分に店に到着.

このラーメン屋はたまに来ることがある.注文は席からタブレットで行なう.注文をするとほとんど待たされることなく配膳される.10分あれば食べられる.が、逆算すれば15分は店にいられる.余裕だな、とこの時は思った.

自分が行った時はカウンターにも空席があり、テーブル席は半分くらい空いているように見えた.が、いつもは「お好きなお席へ」と言われるのに、今回は「こちらへ」とピンポイントで誘導された.こういう時は逆らわない方がいい.

自分のあとに来た人は入り口で待たされたようだ.「席が空き次第ご案内しますので少しお待ちください」と言われていた.「×番テーブル案内できる?」「大丈夫です!」「じゃあ二名様お連れします」などと言う声が背中で聞こえる.この時間帯に来たことがなかったから気づかなかったが、昼食時だから混んでいるわけか.食べ終わって店を出ようとする客も、レジのところで渋滞している.

注文したものがなかなか出てこない.いつもなら即座に出て来るのに.5分.10分.ようやく出て来たが、熱い.そんなに急にかっこむわけにはいかない.

5分前に着くつもりだったが、それを諦めて、ジャストの時刻でいいと思えば5分の余裕がある.それで食べきらなければ残すしかない.さいわい9割がたは食べることができた.隣席の人が帰るつもりで上着を着たりし始めたので、その前にとそそくさと席を立ち、レジへ向かう.

道路は空いていた.目的地まで25分と踏んでいたが、15分で着いた.



Mier ChenによるPixabayからの画像