Adminではないけれど [隠居生活編]

主に無職の身辺雑記、たまに若い頃の自慢話。

鴨川旅行 (5) - 最終日

日の出再び

前日、旅館の人に、日の出を見るため早朝に出かけようとしたら、鍵がかかっていて出られなかった、という話をした.そうしたら勝手口の存在を教えてくれた.ここから出てもよいと.そこでこの日は4時半に起きて出かけることに.

夜中に雨が降っていたようだったが、起きた時はやんでいた.が、厚く黒い雲が垂れ込めている.4時57分.日の出時刻は4時54分だから、もう昇っているはず.

5時13分.太陽はここにいるっぽい.

5時21分.電信柱の左側に太陽が一瞬見えた.もうここまで昇っている.

残念ながら海から日が出るところは見られなかったが、まあ、これでよしとしよう.

事情がわかると怖い話

鄙びた温泉街で建物もみな古いが、自動車だけは新しい.家の前などに停めてある、地元の人の自動車はどれもスタイリッシュでカッコいいものばかり.10年も15年も乗っていそうな時代物など一台もない.みんな新しがりですぐ買い替えるんだな、ぐらいに思っていた.が、もしかして、2019年10月の豪雨で自動車が冠水し、使い物にならなくなって、買い替えざるを得なかったからではないだろうか.これは怖い話だ.

朝食後

初日の夜は夕食にビールを飲み、酔った状態で21時ごろに寝てしまった.前日も夕食後は気持ちよく酔っていたが、散らかった部屋を片付け、忘れ物がないよう荷物をまとめたりしていたら醒めてしまった.それでも23時くらいに布団に横になったものの、日中歩き回って使われているはずなのに、なかなか眠れない.多少は微睡んだと思うが、あまり寝られないまま朝を迎えた.

朝食は別の部屋で取る.その間に布団を片付けるためかと思ったが、布団はそのまま.これはひそかにGood jobだったと思っている.朝食後に二度寝したいから.この日は満腹も手伝い、あっという間に眠りに落ち、チェックアウト直前まで約一時間半、熟睡した.

三日目の観光

出発後はみんなみの里に行く.地元の農産物、加工品、民芸品の直売など.無印良品が併設されている.風通しの良いテラス席でしばし居眠り.

ここで昼食を取るつもりだったが、料理にこれといった特長がない上に異様に高い*1.ここはやめて大山千枚田の棚田にある古民家カフェに行くことに.5年前に来た時はちょうど店が休みの日で再訪したいと思っていた.

店はすぐ見つかったが、定休日は火曜のはずなのに、営業している様子がない.電話をしたが誰も出ない.事情はわからないが閉まっているようだ.

近所に適当な(駐車場のある)食事処も見つからず、それならもう帰途に就き、海ほたるで食事をしようとさっさと高速に乗ることに.ところが海ほたるまで来たら、駐車場は満車.待つと時間がかかりそうだったため、そのまま帰宅.家の近くの定食屋で昼食.14時半くらい.これにて小旅行は終了.

短かったが、三日とも割といろいろ見られたし、非日常を味わうこともできた.まあ楽しい旅行だった.走行距離は約285km(家から旅館までは約120km).自動車よりも歩いたことが印象に残った旅行だ.


*1:料理に特長がない上に高い、というのは勘違いだったかも知れない.今調べてみると、みんなみの里山プレートが1200円とか、鴨川野菜の押し寿司が1000円、冷製わかめ麺・旬の野菜添えが800円など、おいしそうな料理が手頃な価格で並んでいる.もっとちゃんとメニューを確認すべきだった.