Adminではないけれど [隠居生活編]

主に無職の身辺雑記、たまに若い頃の自慢話。

続・微熱……

熱はなく、体調もよい.もう完調だ.以前はこの程度の体調不良は年に二度や三度はあったが、そういえばもう二年くらい縁がなかった.新型コロナ対策が風邪その他の病気にも有効だったのだろう.久しぶりの病気だったが、二日で完治ならよしとしよう.

では終わらないのが今のご時世.

新型コロナ感染の可能性は低いと自分では思ったが、あくまで素人の自己診断であり、説得力はない.内科の診断を受けることにした.

引っ越して以来、内科にかかったことはなく、通院歴のある医院は一軒もない.よしあしもわからない.とにかく駅前のクリニックに電話してみる.コロナが疑われる場合は、いきなり病院に来ないで、事前に電話するべきだと思った.

そうしたら、健康保険証がないと受診はできないとぬかしやがった.健康保険証は切り替え中で、12月1日から新しい保険に手続き済みだが、まだ保険証が届いていない.だから今回は自分で全額払う.保険証を入手次第、精算してくれればよいと言っても、保険証がなければだめの一点張り.電話に出たのは看護師と思われるが、そうした規則を決めているのは院長か誰かだろう.看護師を相手にごねても困るだけと思い、引き下がることに.ネットの評判はいいようだが、こんなクリニックに誰が行くか.

二番目に連絡したところは特に問題なく受診OK.というわけで医院を訪ねる.

待合室で大勢が順番を待つのではなく、パーテションで区切られたところで一人で待つように改装(?)されていた.診察室に呼び出すこともなく、その「個室」に先生が来て診察をし、支払いもそこで済ませる。なかなかいいシステムだ.

ざっと経緯や症状を説明すると、「コロナじゃないと思うよ」と言いつつ、「PCR検査どうする?」

新型コロナに感染していないならいないで、それを示す必要があるため、検査をしてくださるよう依頼.「3万円だよ」「結構です」

インフルエンザもそうだが、感染しているかどうかを調べ、もし感染していたら適切な治療を受けたい……というためではなく、「感染していない」ことを対外的に示すために検査を希望する人があとを絶たず、医療機関にとって迷惑だという話は聞く.自分もそういう話をアホかと思っていたクチだが、新型コロナともなると、アホとも言っていられない.それを確認しないと、二週間、家族ともども、家から一歩も出られなくなる.

まあ、医師が「コロナじゃないと思うよ」と言ってくれたのは安心材料だ.結果は明日にはわかる.

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fernando zhiminaicelaによるPixabayからの画像