Adminではないけれど [隠居生活編]

主に無職の身辺雑記、たまに若い頃の自慢話。

写真を送る

とあるSNSで面白い投稿をみかけた.どこかの住職さんと思しき方で、法事があると、出席者のスマホを借り、住職さんがカメラマンになって全員の写真撮影を提案している.その際、できるだけ若い人のスマホを借りるようにしているとのこと.その理由は:

  1. 若い人ほど最新型の可能性が高く、よりきれいな写真が撮れる
  2. 法事というのは得てして若い人にはやることがないものなので、役割を作ってあげる
  3. 若い人に頼んだ方が全員にちゃんと送ってくれる

1でくすりと笑い、2でうーんとうならされ、3は思わず10回くらい頷いた.

やることがないというのは、意外とつらいもの.組織の中で、役割を作ってあげるのは大事だ.それに、写真を送るためには送り先を訊かなければいけない.そうしたことを通じて親戚の親密さも増すかも知れない.2を意識している住職さんは立派だ.

3は本当に「あるある」である.

最近は親戚が集まる機会もないが、以前は時折り集まる機会があり、そういう時、親たちはやたらと写真を撮りたがる.それをあとで見せてくれるかというと送ってはくれない.せっかく撮ったのだから、見せてくださいよとお願いしたら、きれいな光沢紙に印刷された写真が何枚も郵送されてきたことがある.

確かにきれいである.その場で見るならプリントされた画像にしくものはない.しかし、高い紙にカラーインク、そして郵送料と、いったいいくらかかったのかと思うと恐縮しきり.それに、これをいったいどう保管すればいいというのか.こちらとしては、そのままメールでひょいと送ってほしかったのだが.

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S. Hermann & F. RichterによるPixabayからの画像